Instagramで人気急上昇のミニダレスに新色ブラックが誕生

 こんにちは、東京事務所のスタッフです。

　まだ3月だというのに東京はこの数日、すっかり初夏の陽気です。春を告げた桜もすでに散り始め、お花見は今週末がラストチャンスかな〜、という感じがします。その儚さがまた魅力の桜、一般的な花言葉は「精神の美」だそうです。なんだかイメージにピッタリで、まさしくニッポンの心。大事にされるのも納得ですね！

　桜は撮るより見る派ですが、先週日本橋の三井記念美術館近くを通りかかった際、つい数歩戻ってまで撮ってしまいました。

　さてさて、今日のブログは豊岡の心、豊岡鞄の人気アイテムの新色紹介です。

今まで無かったのが不思議！ブラックが新色で誕生

　トレンチコートにかっこよく合っていますね！豊岡スタッフ、さすがのコーデです✨

  牛革と綿素材メインのシャンブレー生地のコンビネーションがすてきな〈parcel cotone ミニダレス〉に、ブラックがやっと誕生しました。　

　3/26（金）から開始した予約販売へのご注文も続々入っておりますので（ありがとうございます！）、もうよくご存知の方も多いと思いますが、本日3/31（水）いよいよ一般発売を迎えました！

　ところが、予約販売の時点でもうじき在庫が切れそう…！というペースで人気です。このシリーズは年中お取り扱いしているので品切れしても追加をしていく予定ではありますが、初回分が完売した場合、次回のUPは6月の終わり頃の見込みです。

　もともとあったベージュともに人気なので、春のお出かけにこのくらいのバッグが良さそうだな～、と思ってくださる方はお早めのご検討をお薦めします。

　荷物を入れてみた様子などは以前のブログでご紹介していますので、そちらをぜひご覧ください。

◇以前の cotone ミニダレス紹介ブログはこちら☞ブログ

　ダレスってなあに？

　バッグの名前が「ミニダレス」ですが、実は知っている人はあまり多くない「ダレスバッグ」。開口部の仕様の特徴から来た名前で、バッグの上辺が口枠（フレーム）で開閉するタイプのバッグを通称で「ダレスバッグ」といいます。

　こちらのバッグは中央のスナップの付いたベルト部分をスナップを外した手でそのまま引き下げればパカッと開きます。ファスナーも無しで一発OPEN！

　この説明をすると、「へぇ～！すごい、使いやすそう！」と言ってくださる方が殆どですが、中には「外れやすくないの？気づいたらバッグ開いてるとかやだな…」と思われる方が少なからずいらっしゃいます。

　この口枠式のバッグは Atelier nuu が得意としている仕様で、他品番にもよく使っていてご高評をいただいています。重心のかかり方を考えていたり、実際に手に取ってご覧いただくとスナップボタンに安心の手ごたえがあったりしてご納得いただくことができ、わたしたちも自信をもってお薦めするアイテムです。

　そして何より、この口枠の仕様がなぜダレスバッグと言うかというと、終戦後に来日したアメリカのダレス国務長官がこの仕様のバッグを持っていて、注目を集めたからなんです。ドクターズバッグ、ロイヤーズバッグなどと呼ばれることもあり、その昔から重たい書類をどっさり持ち歩く男性がよく使ったバッグの仕様なのです。見慣れなくて心配だな、という方の安心材料になれば、ご紹介のしがいがあります！

　シャンブレーってなあに？

　最後に、メインで使用している生地の部分の「シャンブレー」について簡単に説明します。

　生地は、たて糸とよこ糸を組むことで成り立っていますが、この組み方にたくさん方法があって、それが生地の強度や風合いに生きてきます。

　ここで特にお伝えしたいのが、「シャンブレー」はたて糸とよこ糸の色が異なります、ということです。それによって表面の風合いに奥行きが出て、色の出方も柔らかくなります。こちらのバッグは、白っぽい糸と茶色っぽい糸の組み合わせですが、ちょっと離れてみると薄いベージュのようなグレーのようなやわらかい中間色に見えます。

 　ものすごーーーーーーく近くで見るとこんな感じです。

　真っ白じゃない分、汚れも気になりにくくてGOODです。

　綿素材がメインの生地ですが、くたくたしたりごわごわしたりもせず、ツヤと適度なハリを感じる上品見えのバッグになっています！

　色に悩んでしまいますが…この機会にぜひいかがでしょうか (✿´꒳`)ﾉ°+.*

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