
Atelier nuuが提案する、サステナブルなものづくり
最近「サステナブル」という言葉をよく耳にするようになりました。
国内でもさまざまな取り組みがされているので、わたしたちも自然と環境にやさしいライフスタイルへと変化していっているように感じます。
「サステナブル」とは「持続可能な」という意味。
豊岡鞄ブランドAtelier nuuでは再生利用、ゴミを減らすことを意識した商品開発を目指しています。
普通なら捨てられてしまうものから、新しく生まれ変わるものへ。
そして、その生まれ変わったバッグを使う方が長く大切に愛用していただけるようなサステナブルアイテムを提案します。
廃漁網から再生された「For the blue」

海洋プラスチックごみは、年間世界全体で約800万トン、国内からは 2~6万トン発生していると推計されています。
未来の海を守るために、海洋プラスチックごみの削減に少しでも力になりたいと、「廃棄漁網由来の再生原料」を使用したバッグを作ることになりました。
北海道の道東エリアで回収した「廃棄漁網」を採取し、漁網とゴミの分別や洗浄をし、原料となる「再生ペレット」を製造します。
複数企業との協働を経て「製糸・織布」と生まれ変わった後にバッグへと生まれ変わります。
とても軽いバッグに仕上がり、カジュアルなデザインでユニセックスでお使いいただけるシリーズです。

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ワインの搾りかすで染めたダレスバッグ「Lezza botanica vino」

ワインの絞りかすで染めたサステナブルレザー「LEZZA BOTANICA VINO」で作りました。
ワインの搾りかすをタンニン鞣しと染色の一部に使用しています。
ワインポマース(絞りかす)に含まれるポリフェノールにより、力強さとしなやかさを備えた革に仕上がりました。
ポリフェノールの成分により深みのある色と抗菌・消臭効果があります。
今回のLezza botanica vinoは、こちらの搾りかすで鞣し、染色されたレザーを使用しています。
普段は捨てられてしまうものを使い、自然に優しい手法で作られたナチュラルレザーのバッグをぜひお手に取ってご覧ください。

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端材を再利用し、バッグや革小物に生まれ変わった「hazai」

バッグを作るためには多くの材料が必要になります。
本来は必要な材料を必要な分だけ揃えることができればベストですが、多くのバッグを作るためにはロットの問題があり、どうしても余分ができてしまうのが現状です。
そんな行き場を無くしてしまう材料を違う形で皆さまのもとへ届けたいと思い、始めたのがhazaiシリーズ。
魅力的な材料を使い、新たに魅力的でコストパフォーマンスの高い製品に再生します。


余った革を使用しているので、生産する時期によって革の種類や色がさまざま。
どんな革のアイテムに出会えるか。
それも楽しみのひとつの「hazai」シリーズです。
ぜひお気に入りのアイテムを見つけてください。