豊岡さんぽ vol.7 〜純喫茶編〜

Ateliernuu

投稿日 2023年 1月 27日

豊岡さんぽ vol.7 〜純喫茶編〜

 

こんにちは。
Atelier nuu豊岡店の石田です。
2023年最初の豊岡さんぽ。
今年も私たちnuuスタッフが感じる但馬のいいなぁを少しずつですがご紹介していきますので、ぜひお付き合いください。

そして今回のテーマは前々から考えていた「純喫茶編」
ここ数年巷ではレトロな純喫茶がブーム中ということで、若い世代を中心に注目されるスポットになっています。
インスタグラムのハッシュタグの#純喫茶を調べてみると若い女の子たちの写真がいっぱい。
私もたまに遊びに出かけた時には、新しいカフェではなく敢えてその土地の純喫茶を探してモーニングやカフェタイムに訪れるようにしています。
ブームに乗ったというよりは、周りに純喫茶好きな人たちが多く、色んな純喫茶話を聞くようになり行ってみたくなってしまったといった感じです。

「純喫茶」とは、お酒の提供がなく純粋にコーヒーを楽しむための喫茶店のことだそう。
昔ながらのお店でいただく美味しいコーヒーと昔ながらの喫茶店メニュー。
長くその土地で地元の人たちに愛されてきた空気感と味は、新しいお店には出すことのできない魅力があります。
それぞれのお店ごとにある「らしさ」を見つけるのも楽しいですよね。

豊岡にも沢山ある純喫茶。
今回はその中からAtelier nuu豊岡店からほど近い、大開通りにある2店舗に行ってきました。

まずはJR豊岡駅から徒歩3分の場所にあるこちらのお店。

 

茶房やしろ

 

「茶房 やしろ」

駅前にあるショッピングセンター・アイティの目の前にある1967年オープンの喫茶店。
2020年には一度閉店されたそうですが、世代交代をされ2022年にリニューアルオープンされました。
まず目に留まるのは入口横のショーケースの食品サンプル。
昭和レトロ感満載で心がくすぐられます。

 


茶房やしろ


光が差し込む明るい店内は意外と奥に広く、座席はゆったりめ。
レトロなインテリアと雑貨が沢山飾られていて、お料理が運ばれてくるまでの間につい色々と見てしまいたくなります。

奥には本棚があり、漫画などの本がずらり。
とある1冊の本が目に留まる。
冒頭だけちょっと読んでみました。

その名も
「頭にきたら1分間だけ読む本」

怒りにとらわれてしまった時は、自分で自分の名前を呼んで励ましましょう。
名前は自分にとって最も快く大切な言葉で、本来の自分を呼び戻すことで怒りが静まるそうです。

あまり怒りっぽい方ではありませんが、どうしようもなく頭にきた時は実践してみようと思います。
気になる続きは茶房やしろさんでご覧ください。
ついつい長居してしまいますね。


茶房やしろ2

 
茶房やしろさんは軽食メニューが豊富なので、モーニング・ランチタイムともに色々と選ぶことができます。
私が注文したメニューは「とりたまホットサンド」
生食パンのサンドイッチよりもホットサンドが好きなのです。
焼いた食パンが香ばしくて好み。
しかも山型食パン。(皆さんは山型派?角型派?)
中にはゆで卵、ゴマドレ風味の鳥ささ身、キャベツがサンドされています。
ヘルシーな組み合わせながらも、とりたまの満足感が最高でした。

香穂さんはピザトーストを注文。
とろーりチーズがたまりませんね。

外を向いて席に座っていると、行き交う人や車などの景色をぼーっと見ていられて、お休みの日の朝に美味しいモーニングをいただきながらのんびりしたいなぁと思えるお店です。

 ごちそうさまでした。

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茶房 やしろ
〒668-0031 兵庫県豊岡市大手町1-2
営業時間|8:30~17:00
定休日|日曜・祝日
お店情報はこちら
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続いて、本格コーヒーの老舗喫茶店へ。 


ヒグラシ珈琲1

 

「ヒグラシ珈琲」

1930年創業のコーヒー専門店。
当時まだ非日常のものだったコーヒーを、兵庫県北部、山陰地方広めようと開店されたそうです。
夏の終わり、ひぐらしの鳴く時期にオープンされたことからこちらの店名になったとか。
哀愁ただようネーミングセンスがなんかいいですね。


 

お店に入ると、途端にコーヒーのいい香りがブワッと。
この香りだけでも幸せな気持ちになれます。
入り口付近には自家焙煎のコーヒー豆やミル、ポットなどコーヒー関連のグッズが圧倒されるくらい沢山並んでいて、購入することができます。
業務用にも販売されていて、近くのカフェMATICさんやtodo bien coffeeさんもこちらの豆を使われていますよ。
店内にいる間にも常連さんがコーヒー豆を買いに来られていて、当時のオーナーさんが但馬でコーヒーを広めようと始められしっかりと根付いた専門店なのだと感じました。

 

 

メニュー表から気になったヒグラシブレンド・はばたきというコーヒーをチョイス。
ヒグラシ珈琲80周年を記念して新しく作られたブレンドコーヒーだそうです。
運ばれてくるまでの間に、今回も店内を見学。
クラシックなインテリアがとても素敵です。
コーヒー関連の本や、レトロなポスター、昔のメニュー表などそそられる物が沢山あって興味津々。

「蜩」のロゴが入ったオリジナルカップに入って出てきたヒグラシブレンドはばたき。
まずはブラックでいただきます。
苦味がマイルドでさっぱりとしたお味。
酸味があまり得意ではないのですが、こちらは酸味がなくて毎日飲みたくなるようなとても飲みやすいコーヒーです。

続いてミルクと甘さ控えめに砂糖を入れて。
味を変えて楽しめるのもコーヒーの良いところですよね。

美味しいコーヒーと、贅沢なひとときをありがとうございました。 

 

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ヒグラシ珈琲
〒668-0032 兵庫県豊岡市千代田町1-5
営業時間|10:00~18:00 coffee roomは17:00まで (LO 16:30)
定休日|火曜日
お店情報はこちら
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今回の旅のおとも

clayショルダーL

手触りなめらかでマットな質感のレザーのショルダーバッグ。
片手で開閉できパカっと開くダレスバッグは使い心地抜群です。

 

nobleスマートショルダー

トレンドのスマホショルダー。
スマホと現金・カードがちょっとだけ入って、お散歩にはもってこいのバッグ。

 

純喫茶編いかがでしたでしょうか?
同じ喫茶店でもお店に寄って全く違う個性があってとても面白いものだなと感じました。
豊岡の方でも意外と行ったことのない方が多いと思いますので、たまには昔ながらの喫茶店に足を運んで、ゆったりとした時間を過ごしてみてくださいね。

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